5年KITAPでBPJSに加入 その1

ここ5-6年でバリ島で結婚した方の中に同じ経験した人いる?な話。ちょっと長いです。

昔は外国人もBPJS Kesehatanに加入できる時期がありました。たしか以前年金ビサの方が、外国人でも入会できたよーと、話題にしているのを読んだことがあります。

BPJS Kesehatanは基本的には世帯で加入するもので、企業に就職した外国人に入会義務があるのは、BPJS Tenaga Kerjaan。

私が会社経由でBPJS Tenaga Kerjaanに入った当時は病院へ行っても、「交通事故は対象だけど病気には適用されないよ」と言われました。それが正しい情報だったかどうかは不明。でも、同時に会社で民間保険にも加入していたので、そちらを使っていました。今はどうなんでしょうか。

BPJS Kesehatanだと出産や歯医者も含め、今はさまざまな疾患で利用することができるので、周囲のインドネシア人から話を聞いても、かつて酷評されたシステムは大幅に改善されています。医者や病院は指定で選べませんし、薬代は別だし、まずPuskesmasと言われる保健所に行かなくてはならないんですけどね。

癌治療とかの高度高額医療レベルになると不安もあるけど、帝王切開やデング熱の時、ちょっとした病気で医療費が無料になるのは、素晴らしいことだと個人的には思います。

私は当初出産と共に会社を抜けて無保険&無収入になったので、せめてBPJSくらいは入っておきたいと考えていました。

それが、最初KITAS(結婚1-2年目)を所持していた頃に問い合わせた時は、「KK(Kartu Keluarga、いわゆる戸籍)に正式に名前が記載されないと入れない」と言われる。つまり、可能なのはKITAPから。

5年KITAPに切り替わった時にまた問い合わせると、今度は「外国人は加入できない」と拒否。「以前は入れたけど今は無理」だと。プトゥが行政2ヶ所くらいまわっても、同じ回答でした。

この時期、インドネシアでは身分証明書となるe-KTPへの切り替えで、大型の汚職事件が起きてカードが発行されない事態になっていました。気になる方はじゃかるた新聞さんの、以下の記事をどうぞ。

”予算3割を不正流用 国会議員ら38人関与か 電子住民登録証 汚職事件初公判”
https://jakartashimbun.com/free/detail/33999.html

インドネシア人と結婚してインドネシア国籍の子どもを産み育て、ここで腰を据えて生きていく気持ちがあるのに、会社をやめたらBPJSに再加入(あるいは切り替え)できないなんて、気持ちの上で悔しく感じたのを覚えています。日本なら外国人配偶者もちゃんと加入できるからね。。。

そこから苦節5年。

Facebookに英語のインドネシア法律系コミュニティがあるのですが、ここのところ続けざまに「最近結婚したけど、BPJS加入できたよー」というコメントを目にするようになりました。「私はできなかった」「私もできたよ」と情報は錯綜していたけど、私も再びチャレンジしてみることに。

結論としては、ITAPを保持する外国人なら、今はBPJS Kesehatanに入れます。

長くなったので、つづく

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