5年KITAPでBPJSに加入 その2

前半からのつづき

先日たまたまレノンに行く用事があったので、「ここが一番情報がLengkapらしい」とプトゥが聞いた、デンパサールのBPJSで情報を確認。イミグレのすぐ近くです。駐車場がないので周辺に路駐。雨季は傘があるといいかも。

最初に書いておくと、我が家の場合、プトゥとPはすでにBPJSに加入済み。

実は、バドゥン在住のインドネシア人は、バドゥン県の独自プログラムによりBPJS費用が無料なんです。バドゥン”在住”も、居住証明がバドゥンで出せるという意味で、これもちょっとややこしいのですが (^_^;)

なので、コロナ前からプトゥとPはBPJSを払わなくても、バドゥン内の指定病院であれば無料で医療を受けることができました。ただし知事が変われば簡単に色々と変わることもあるのがインドネシア。いつこのプログラムがなくなるかは分かりません。

受付で問い合わせると、すぐにパソコンでその情報を確認。「外国人の奥様の場合、このバドゥンのプログラムには参加することができないので、奥様お一人で新たにBPJSに加入することをお勧めします」とのことでした。

プトゥ筆頭の世帯主下で新たに全員が同じBPJSに加入する場合、バドゥン県の健康プログラムから外れルコとになるので3人分の支払いが必要、ということらしい。私一人でBPJSに入れば、費用は一人分。

ちなみに、今は必要書類さえ揃っていれば、インドネシアのどこのオフィスでもBPJSに加入したり、さまざまな手続きができるそう。インドネシアも随分と行政の透明化とスピード化が進んでいるんだなぁ、と感心しました。

必要書類はこの4点。

  • e-KITAPのコピー
  • 銀行口座のコピー(口座番号のところ)
  • パスポートコピー
  • KK(Kartu Keluarga)のコピー

e-KTP(あるいはSKTT)は基本的には不要。

書類を揃え、バドゥン県のBPJSオフィスへ。

最初、ここでは受付で「バドゥンの場合、外国人はBPJSに一人で加入できない。世帯主下で同じBPJSを作る必要がある。健康プログラムには参加できないので3人分の支払いが必要」と言われてしまい、「あーまたか。。。」と、渋々世帯主下のBPJSに入る手続きをしようとしていたら。

2階から、おそらく回答した人がわざわざ降りてきて「すみません、さっきの情報は私の勘違いでした。奥様お一人で加入できますので、手続きをしましょう。」と進めてくれました!

なんてこと!!こんなこと今までのインドネシアでは考えられない!!((*´∀`*))ヶラヶラ

無事受付から先へ進み、手続きをするお部屋へ通され、申請は無事終了。

この紙を渡される。

カードは即日発行ではないので、15日の12時前までに銀行振り込みをして翌日またオフィスに来てください、とのことでした。16日にはカードもらえるんじゃないかな。

ここまでくればきっと大丈夫でしょう!

苦節5年。たかがBPJSなんだけど、気持ちが晴れました。(๑′ᴗ‵๑)

ちなみに35,000rp.という金額は月額の保険料です。申し訳ないくらい安いですよね。自分たちと同じ、クラス一番下のやつで揃えようとプトゥがいうので。。。まぁいっか。確か3クラスあって金額が変わり、入院時の病室の広さや収容人数が違ってくるのだと思います。

ついでに民間保険も気になっていたのでメジャーな保険会社のオフィスまで話を聞きに行ったら、時代の反映と私の年齢では、思っていたよりも支払う金額が遥かに値上がりしていました。こっちはどうするか、またおいおい。

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5年KITAPでBPJSに加入 その1

ここ5-6年でバリ島で結婚した方の中に同じ経験した人いる?な話。ちょっと長いです。

昔は外国人もBPJS Kesehatanに加入できる時期がありました。たしか以前年金ビサの方が、外国人でも入会できたよーと、話題にしているのを読んだことがあります。

BPJS Kesehatanは基本的には世帯で加入するもので、企業に就職した外国人に入会義務があるのは、BPJS Tenaga Kerjaan。

私が会社経由でBPJS Tenaga Kerjaanに入った当時は病院へ行っても、「交通事故は対象だけど病気には適用されないよ」と言われました。それが正しい情報だったかどうかは不明。でも、同時に会社で民間保険にも加入していたので、そちらを使っていました。今はどうなんでしょうか。

BPJS Kesehatanだと出産や歯医者も含め、今はさまざまな疾患で利用することができるので、周囲のインドネシア人から話を聞いても、かつて酷評されたシステムは大幅に改善されています。医者や病院は指定で選べませんし、薬代は別だし、まずPuskesmasと言われる保健所に行かなくてはならないんですけどね。

癌治療とかの高度高額医療レベルになると不安もあるけど、帝王切開やデング熱の時、ちょっとした病気で医療費が無料になるのは、素晴らしいことだと個人的には思います。

私は当初出産と共に会社を抜けて無保険&無収入になったので、せめてBPJSくらいは入っておきたいと考えていました。

それが、最初KITAS(結婚1-2年目)を所持していた頃に問い合わせた時は、「KK(Kartu Keluarga、いわゆる戸籍)に正式に名前が記載されないと入れない」と言われる。つまり、可能なのはKITAPから。

5年KITAPに切り替わった時にまた問い合わせると、今度は「外国人は加入できない」と拒否。「以前は入れたけど今は無理」だと。プトゥが行政2ヶ所くらいまわっても、同じ回答でした。

この時期、インドネシアでは身分証明書となるe-KTPへの切り替えで、大型の汚職事件が起きてカードが発行されない事態になっていました。気になる方はじゃかるた新聞さんの、以下の記事をどうぞ。

”予算3割を不正流用 国会議員ら38人関与か 電子住民登録証 汚職事件初公判”
https://jakartashimbun.com/free/detail/33999.html

インドネシア人と結婚してインドネシア国籍の子どもを産み育て、ここで腰を据えて生きていく気持ちがあるのに、会社をやめたらBPJSに再加入(あるいは切り替え)できないなんて、気持ちの上で悔しく感じたのを覚えています。日本なら外国人配偶者もちゃんと加入できるからね。。。

そこから苦節5年。

Facebookに英語のインドネシア法律系コミュニティがあるのですが、ここのところ続けざまに「最近結婚したけど、BPJS加入できたよー」というコメントを目にするようになりました。「私はできなかった」「私もできたよ」と情報は錯綜していたけど、私も再びチャレンジしてみることに。

結論としては、ITAPを保持する外国人なら、今はBPJS Kesehatanに入れます。

長くなったので、つづく

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