Grabドライバー側の話

プトゥが11月からオンラインタクシーのGrabに参加しているのですが、色々と内情が見えて面白いので、今日はその話をしてみます。

Grabは参入当初、インドネシアで法人登記されておらず低料金で、従来からサービスに携わる人々の仕事を奪うということで、バリ島のドライバー達にとても嫌われていました。現在は正式法人として空港にはGrabのカウンターも設置されています。

仕組みはよく分からないけど、空港のカウンターで紹介されるドライバー達は空港専門。プトゥは空港には入れませんが、近場でピックアップできます。お客さんからドライバーを指定することはできず、ランダムに近場のドライバーに当たります。

Grabドライバーには4つのレベルがあって、一定レベルを満たすとレベルアップ。
こんな感じで

初心者のプトゥはAnggotaからスタート。以下を満たすと次のレベルに上がれる。レベルPejuangの一部を詳しく書くとこんな感じ。

  • 1 か月間で16日間オンラインアクティブ
  • 1 か月間で176時間オンラインアクティブ
  • 1 か月間で 65% の完了率
  • 1 か月間で4.85以上の評価
  • 1 か月間で50本の注文を受ける

条件をクリアするとレベルアップ。

何が変わるかというと、まぁもちろん次のレベルにアップするには労働条件更に厳しくなるんだけど(苦笑)、アルゴリズムに変化が起き、自分の条件に合ったお客さんを捕まえやすくなったりするそう。他にも、そろそろ帰宅しようかな?と思った時に、自宅に近い場所へ向かうお客さんに当たるなど、色々と仕事上の利便性が向上するみたい。

チップはオンラインでもオフラインで渡しても構わない。オフラインの方がドライバーはチップを全額受け取れて良いんだけど、オンラインだと☆の評価が少し改善。

こういったゲーム性が面白いのか、プトゥは早くレベルを上げたくてせっせと頑張っているのですが、その間に気に入られ、個人で1ヶ月間継続的にドライバーを依頼してくるお客さまが。

個人客を見送った夜に、再びGrabアプリをオンにしたりしてて、びっくりするほど帰ってきません💦
ずーっとアプリをオフラインにしたままだとアルゴリズムが下がるので、定期的にオンにしないといけないみたいで…Grabでレベルを上げるのも、なかなか大変そう。

帰宅しても、またすぐに出て行く…。前より家にいないよ。

個人依頼のカーチャーターの場合、自宅からの行き帰りにかかるガソリン代はカウントされませんし、貸切状態でスタンバイ時間も拘束され、言語は確実に日本語対応可能。ちょっとした運転以外のお手伝いも機転をきかせてしますし、ソカバリなら私が予約対応やプラン作りをお手伝いしますし、Grabより料金が高くなるのは必然ですね。荷物も車内に置きっぱなしで動けます。

それにカーチャーターはあちこちお客さんを探し巡回してガソリンを無駄使いしません。より地球に優しく、渋滞緩和に貢献します。

完全インドネシア法人のGojek(GoCar)の方がいいんじゃない?と聞いてみたけど、ドライバーにとってはアプリ的にGrabが優れているそう。例えば近場にいるお客さんを当てがうアルゴリズムはGrabがベターで、ガソリンの無駄が少ない。オンライン開始時毎回顔認証をするので、他人になりすませない。これは乗る人にとっても安心。そしてなぜか車の質もGrabがベター。

私は日常的に課金しているのがGoPayなので、繋がりあるGoCarが便利なんだけど、たしかにGoCarで来る車、普通の家庭の中古?みたいな、クッション破れていたり、ちょっと匂いがあるような感じの車も紛れています。

最初は両方に登録しようかな?と考えていたプトゥも、今のところGrabだけ。

興味を持った友人にも紹介したけど、ランク上の車種だと燃費が割に合わないそうで、数日で諦めてしまいました。燃費の良い車を購入して良かった!

余談ですが、ドライバーの評価カテゴリに「音楽」があります。車内でかける音楽。そこに3票評価が入っていました。貢献しているのは私。地味にうれしいなー (๑✪‿✪๑)ノ

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