小さなオトナンの儀式

昨年新しいカメラを購入してから撮影機会が増えたので、PC内も整理。

昔と違って最近は色々と無料アプリを使って編集することが多いんですが、そうするとそれぞれのアプリに癖があって(特にフォルダーの見せ方)、使いやすいように試行錯誤しています。

昨日はPのオトナン。

普段自宅では最低限の日々のお供物とお祈りしかやっていない。正確にいうと、私しかいない時は最低限以下。オトナンをやってくれた義母がいなくなり、プトゥが一念発起して自分でやることにしたみたい。Ditaちゃんの3ヶ月儀式に触発されたんだろうな。

本来、慣習的にははおばあちゃんや母親がやるものなので、一応「私にもやれることない?」と聞いてみたんだけど、「俺もよく分かんないから見よう見まね」とスマホのYouTube動画を観ながら進めていました。

伝統的なバリの儀式のHowToをYouTubeで勉強する時代。

こういう時のお供物はいつもご近所さんのお母さんに作ってもらっています。

お供えのセットでついてきたアヤムべトゥトゥが最高に美味しくて。

サンバルマタはそれなりの辛さだったけど、ブンブバリ(スパイスを組み合わせたソース)はあまり辛くなく、どちらも美味しい。お肉もしっとりと柔らかくて、どこの店か聞かねば。

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オゴオゴミュージアム

タマンアユン寺院と同じ通り、ほぼ隣にオゴオゴミュージアムが新しくできたらしく、家族で行ってみた。

英語だと The Ogoh Ogoh Bali

オゴオゴを改めて説明すると、バリヒンズーの暦での新年「静寂のニュピ」の前日までに、バリ島各地で作られる大きな悪霊の造形。ミュージアムの記述をもとにたどると、この悪霊は元々、シヴァ神(破壊の神)とウーマ女神(全自然の神)の息子であるバタラ・カラを起源とし、広まったものらしい。日本語での怪物や妖怪なども、この悪霊の部類に入るだろう。

ニュピの前日には村々の道でオゴオゴが展示され、夜になると各地で道路は封鎖され、悪霊たちが街を闊歩する。コロナ禍下ではこのパレードも禁止となってしまっていたが、オゴオゴはバリ島の子どもたちに大人気の催し物で、地元のミュージシャンにより人気になった歌もある。

静寂のニュピといえば、空港は閉鎖され電気や火の使用は禁止、例え観光客であっても丸一日自宅やホテルから出てはいけない。音楽を聴いたり演奏することもできず、労働や学問もこの日は休み。料理は前もって準備し、人によっては断食をする。

観光客がこの時期に来るならば、ニュピ折り込み済みでないとかなり不便を感じます。

でも、バリ島全土で人間の活動がなくなり、バイクや車の機械音は消え、鳥や虫、犬や鶏の声だけになる。空気は澄み、夜になると満点の星空が広がるのが醍醐味のニュピ。その代わり、前日の夜はオゴオゴが大騒ぎなのです。

ミュージアムでは、バドゥン地区で入賞したオゴオゴが集められているそう。

館内は暗め。
巨大なオゴオゴたちがみっちりと展示されていて迫力もすごいので、あまり小さな子や基礎知識のない子は、怖くて入れないかもしれません。

Pは小さい頃からYouTubeなどでオゴオゴは見慣れていて、怖いながらもオゴオゴが大好き。

パンデミックを過ごした幼児なので、実際のパレードはまだみた事がありません。

オゴオゴに憧れて、幼稚園のクラブ活動ではブレガンジュールという歩くガムラン隊にも参加。

ミュージアムは現在は寄付方式ですが、大人10,000rp、子どもは5,000rp.と明記あり。外国人には寄付の額が分かりづらいから、こういう提示はむしろ親切なように思う。

来年の3月にはまたニュピがあるので、来年にはまた展示されるオゴオゴが変わるかな?

10分程度で回れるし、私とP的にはかなりおすすめな展示でした。

タマンアユン寺院にお寄りの際はぜひ♪

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