以前のブログから読んでいただいてる方は記憶にあるかもしれませんが、こっちのブログでは消えてしまったので、かぶるかもしれませんが、また書いてみようかなと思います。
プトゥは6人兄弟ですが、今の家族の外にも兄が2人います。いろいろと事情があって、実家ではプトゥのみ、第二夫人の子。5人の兄とは異母兄弟で、外の2人の兄とは異父兄弟です。
初めてこれを読んだ方は、きっと脳内バグりますよね。情報がいっぺんに頭に入ってこないはず。。。
いろいろな事情といいましたが、簡単にいえば義父が浮気 ヽ(#`Д´)ノ コラー
昔のバリ島では重婚は今よりもずっと一般的でした。
実は今も、法的には1人しか認められませんが、宗教婚は認められています。
プトゥの産みの母は、彼が2歳の時に結核(と黒魔術☝️(-ω-) で他界しました。
今介護状態にある育ての義母は、他の兄弟と分け隔てなく育ててくれました。嫁からみてもそこは一点の曇りもありません。日本人の私には(いや多分多くのバリ人からみても)あり得ない苦労人の義母に対しては、私も敬意をもって接しています。
話を戻すと、プトゥ含め兄弟合計8人のうち、7人が日本で働きました。
最初に日本へ渡ったのはもちろん長男ワヤンで、当時は日本へバリ人が出稼ぎに行く走りだったそう。その後、次々と呼ばれ日本へ。
理由はやはり、貧しかったから。
ジュンブラナ県は観光から離れ、農業・漁業・林業・畜産業のさかんな地域。でも義両親はクルンクンから移住してきたために土地はなく、小作人として掘建て小屋住み込みの生活からどうにか土地を買い、今の実家を建てました。
この地域では、現在も多くの若者が出稼ぎに出ていきます。日本、オーストラリア、台湾、韓国、ドバイ、トルコ、それから船の乗組員も。稼ぎ頭が実家や家寺修繕費用を出し、家族のビジネスに投資サポートしたり、下の弟妹を学校へやったり、病の家族を助けたり、残りは不動産投資してみたり。
誰かの出稼ぎのおかげでコロナ禍を乗り切っている人もいるでしょうね。
さて、今月に入り、甥っ子(21歳)と、はとこの女の子(20歳)が日本へ実習生として派遣されました。
コロナ禍になりずーーーーーーっと出発を待っていて、本当にようやくの門出🥺。
甥っ子は父親も日本で働いたので、第2世代です。
ただ、日本人の私が気になること。
ここ数年、実習生制度そのものが問題視される風潮が強くなってきた気がします。ブラック低賃金労働だ!奴隷だ!とか、日本の入管の外国人に対する扱いなど、ニュースで宜しくない話が増えましたよね。
もし制度に穴があるならば、誤魔化さずに直すなり取り締まるなりしてほしい。それと、これは実習生に限った話ではないですが、日本で起きるいじめやネグレクト、暴行。外国人に限った話でもないですよね。こういったことは正面から犯罪として扱う方がいいのでは?と思います。
2人にとってはせっかく親から自立し、経験を積んで視野を広げる機会。日本の良いところを見極めて、上手につまみ食いして、将来に生かして欲しいなと心から思います。
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